不妊サプリで摂りたい成分まとめ。妊活に不足しがちな栄養素ランキング

子供が欲しい。でもなかなか授かれない…不妊に悩むご夫婦はなかなか後を絶ちません。

授かりものだから自然に任せよう…そう思う方は今も多いです。不妊治療は時間もお金もかかるもの。夫が協力してくれない場合もあったりして、「自然に任せて」具体的な治療を行わずに時間だけが過ぎてゆく…というのもまた事実です。

しかし、大変な不妊治療の前に、自分の日常の食習慣の中で大きく不足している栄養分の中に妊娠に必須であるものがあるとしたら?それを補い妊娠しやすい身体づくりをすることから初めてみるのも一つの方法です。

不妊患者の9割が鉄分不足

不妊治療を行う産婦人科で不妊患者さんの状態を診察したところ、実に9割の患者さんにあてはまる症状が発見されました。それが鉄欠乏性貧血です。

読んで字のごとく体内の鉄分が不足しているこの症状ですが不妊患者さんに共通して起こっているというのです。

アメリカのハーバード大学栄養学部のホルヘ・チャバロ氏らの研究によると鉄分サプリを摂取している女性は非摂取の女性群に比べ約40%も不妊症のリスクが下がっているとの驚くべき報告をアメリカの医学誌(Obstetrics & Gynecology)でもしています。

では、この鉄分不足が不妊と一体どんな関係があるのか。そもそも鉄分って妊娠に必要なのか?その疑問を晴らすべく調べていくと、実は妊娠とは切っても切り離せないほど鉄分という栄養素が母体に必要不可欠ということが分かってきました。

鉄分不足が黄体ホルモンの分泌力低下を引き起こす


鉄分は、体の中をめぐるもの(血液や酸素など)の流れやホルモンの分泌、細胞の生まれ変わり(いわゆる代謝)などを促進する役目を担っています。

鉄分が不足すると、血液中に酸素を運ぶ大切な役割をするヘモグロビンの合成も滞り、身体への酸素の供給が滞ります。そのため鉄分が不足すると酸欠状態となり身体の様々な機能に悪影響を及ぼします。頭痛・冷え性・貧血・めまい・立ちくらみ・疲れやすいなど様々な体調不良に陥ります。

それが不妊とどういった関係があるのか?ということですが、妊娠には黄体ホルモンという妊娠しやすいように体内を整えるホルモンの分泌が大事です。この黄体ホルモンは鉄分不足によって分泌低下に陥り、卵子の生育がうまくいかなかったり子宮の中の状態が整えられなかったりと、妊娠しづらい体を形成していきます。

お腹の中にいる大切な赤ちゃんへの酸素供給や栄養補給はすべて母体の血液によって運ばれます。ところが鉄分不足の状態では満足に胎児に対して栄養を送る準備が整っていません。この状態で胎児に栄養を送ることで母体にも深刻なダメージが蓄積すると体が判断し、妊娠に至らないという説もあります。

もちろん不妊がおきるまでに小さいサインとして生理の周期が乱れる生理不順が起きていたりしますのでこの時点でしっかりと自覚をする必要があります。

しかし、鉄分不足自体は生理不順のようにわかりやすい自覚症状が現れないため、見過ごす人も多いのが現状です。

それにも拘わらず、特に女性は月経もあって鉄分が失われやすい体ですので、大げさかもしれませんが万年鉄分不足を抱えている貧血予備軍といっても過言ではありません。ということは、多くの女性が日常的に黄体ホルモンにも悪影響を与えているということにも繋がっていきます。

また鉄分には、粘膜の免疫力を高め子宮内膜を厚くする働きもあります。卵子の着床がうまくいかず妊娠に至らない・流産しやすい要因の一つとして、子宮粘膜の状態が鉄分不足により健全ではないということもあげられます。

鉄分不足により貧血や冷え性に陥ると、体内の活性酸素を除去する抗酸化酵素の働きも低下します。その結果身体が酸化し、そのストレスにより卵子にダメージを与え卵細胞の正常な成長を阻害します。良質な卵子は妊娠の絶対条件ですから、このことも不妊の一つの要因となります。

そのため不妊治療中妊娠しやすい身体づくりのために必須の鉄分を補う目的で、鉄剤が処方されることがよくあります。ただし鉄剤は鉄分を強力に補うことができる反面、体質に合わない場合胃腸系の副作用として、下痢や便秘などの症状が出る場合があります。

副作用が続くと、不妊症の改善のために飲んでいるはずの鉄剤を飲むこと自体がストレスになり、妊活に悪影響を及ぼすという自体に陥ります。そのような場合は鉄分サプリを取り入れてみるのも一つの手段です。薬ではないので鉄剤よりゆるやかな効果にはなりますが、胃腸に優しく吸収されやすい性質のヘム鉄を主原料にしているサプリを選べば安心です。

黄体ホルモンの分泌を正常にし、良質な卵子の成長をサポートする意味で妊活中の方は、鉄分不足に陥らないようしっかりと鉄分を補うことが重要です。

鉄分サプリは食事のバランスを整えるのに最適

慢性的な鉄分不足を抱えている現代の女性。その鉄分を不足させないためにはどうすればいいのでしょうか。

1番はやはり日々の食事からの摂取を常々こころがけることが必要です。しかし、鉄分を多く含む食事をと毎日とるというのが忙しい現代人にはとても大変です。加えて鉄分は食事から摂取しても体内に吸収されにくいというマイナス要素も持っています。

鉄分を多く摂り入れようとしても反対に鉄分を多く含む食材だけを摂らないよう、食事が偏らないようにするのもまた難しいことです。鉄分が豊富だからとレバーやプルーンばかり食べていてはカロリーオーバーにもなってしまいますし、食事の偏りが出てきてしまい決してバランスのいい食生活とは言えなくなってしまいます。それに、鉄分の吸収を助ける栄養素も必要ですから、あれもこれも…となると、食材がいくらあっても足りない上に1日に必要な摂取量をと思うと、食べきれない量の食材が必要になるなんてことにもなりかねません。

そこで、効率よく鉄分を補うために用いるのが鉄分サプリです。サプリは摂取の際にカロリーを気にせずにすむうえ、小さな錠剤やカプセルの中に鉄分がぎゅっと凝縮されています。カプセルや錠剤のまま体内に取り込まれ、体の中から確実に補給されるので、無駄なく確実に鉄分不足を解消できます。

人気の鉄分サプリの中には、鉄分以外にも妊活中鉄分と同時に是非とっておきたい、身体の健康の土台となる5大栄養素(ビタミン・ミネラル・たんぱく質・糖質・脂質)をはじめとした複数の栄養素を配した高機能なものもたくさんあります。
中でも鉄分と合わせて是非とっていただきたい成分は以下のものです。

・葉酸・・貧血予防に効果的で妊娠初期に先天性疾患を防ぐために摂取が必須の成分なので妊活中是非とっておきたい成分
・ビタミンC・・鉄分を身体に吸収しやすい状態に導いてくれるため同時摂取が理想
・ビタミンB12・・葉酸とセットで機能、赤血球の形成を助ける
・ビタミンB6・・皮膚や粘膜の健康維持に欠くことのできない成分

先にも述べましたように、女性はとにかく体から鉄分を失いがちです。これを機に少しだけでも毎日の食事を見直し、そのうえで鉄分サプリを毎日使って、無理のない確かな鉄分補給を行うことで子供の授かりやすい体つくりをるようにしましょう。